GA4・GTMでeギフトの利用状況を計測する
Google Analytics 4(GA4)とGoogle Tag Manager(GTM)を利用すると、ECサイト上のeギフトボタンが操作された状況を計測できます。
例えば、商品ページを訪れた人のうち、どの程度の人がeギフトに関心を示したかを確認し、ページ構成や案内文を改善する参考にできます。
計測値の考え方
| 確認できること | この計測だけでは分からないこと |
|---|---|
| eギフトボタンなど、設定した画面操作の回数 | 注文が正常に保存されたか |
| ページやデバイスごとの操作傾向 | 決済・売上が確定したか |
| 変更前後の操作数の違い | 受取者がギフトを受け取ったか |
ボタン操作と注文・売上は別の指標です。購入実績はAnyGiftや決済システムの確定データで確認してください。
導入前に確認すること
- GA4とGTMを管理する担当者が決まっている
- ECサイトの分析・Cookie同意方針を確認している
- 本番公開前に確認できるテスト環境がある
- 何を改善するために計測するのか決まっている
- 注文実績とクリック数を混同しない集計方法を決めている
個人情報や注文を特定できる情報を分析イベントへ含めないでください。計測の実施とデータの取り扱いは、あなたのプライバシーポリシーと同意管理の方針に従います。
設定の進め方
STEP 1:計測目的を決める
最初に「どの画面の、どの操作を、何の改善に使うか」を決めます。目的を決めずに多くの操作を計測すると、数値の意味が分かりにくくなります。
STEP 2:対象の操作を確認する
テスト環境でeギフト購入の流れを確認し、計測したい操作を技術担当者へ共有します。対象要素や設定値は、ECサイトとAnyGiftの構成によって異なるため、導入時に案内された構成別手順を使用してください。
STEP 3:GA4・GTMを設定する
GTMで対象操作を検知し、GA4へイベントを送る設定を行います。詳しい操作はGoogle公式のGA4イベント設定ガイドとクリックトリガーの説明をご確認ください。
設定名は、担当者が見て対象操作を識別できる命名規則に統一します。実際の測定ID、対象要素、内部の設定値は公開資料や問い合わせ本文へ記載しないでください。
STEP 4:テストして公開する
GTMのプレビューモードとGA4のテスト用レポートで、対象操作だけが記録されることを確認します。通常購入や対象外の商品操作が誤って記録されないことも確認してください。
確認後、変更内容と公開理由を記録して本番へ反映します。
STEP 5:継続して確認する
ECサイトのテーマ変更、AnyGiftボタン周辺の画面変更、同意管理の変更後は再テストします。数値を見るときは、同じ期間・同じ条件で変更前後を比較してください。
数値が表示されない場合
次の項目を技術担当者と確認します。
- 対象ページでGTMが有効になっているか
- 対象操作と計測設定が一致しているか
- GA4の送信先が正しいか
- テスト用の変更が公開済みか
- Cookie同意やブラウザ設定で計測が停止していないか
- ECサイトの変更後に再テストしたか
クリック数が想定より多い場合は、同じ人の複数回操作やテスト操作が含まれていないか確認します。クリック数が少ない場合は、計測漏れだけでなく、同意状態や広告ブロック機能の影響も考慮してください。