OMS連携 概要
eギフトの注文フローは通常のショップ商品と大きく異なります。通常は購入時に配送先住所が確定していますが、eギフトでは購入者の決済後、受取者が後から住所を入力する仕組みです。
このため、対応していない受注管理システムで運用すると、以下のトラブルが発生します:
- 住所確定前の誤発送:受取者の住所が決まる前に商品が出荷されてしまう
- 住所の混同:送付者と受取者の住所が逆になったり混在したりする
このページでは、AnyGiftが自動で講じている対策と、あなたのシステムに合わせたOMS選びについて説明します。
eギフトと通常商品における発送フロー
| 通常商品 | eギフト | |
|---|---|---|
| 注文時 | 配送先住所が確定 | 送付者の決済のみ(受取者の住所はまだ未確定) |
| 出荷準備 | すぐに出荷準備開始 | 受取者が住所入力するまで出荷できない |
eギフトの配送リスクを防ぐため、AnyGiftは受注管理システムと連携して以下の自動制御を行っています:
1. eギフト注文作成時(受取者がまだ住所を入力していない状態) - Shopifyの注文に「発送保留」フラグを自動設定 - 受注管理システムは「保留」状態の注文を出荷対象から除外
2. 受取者が住所入力時 - AnyGiftが自動的に「発送保留」を解除 - Shopifyの注文ステータスが「未発送」に変更 - 受注管理システムがこの変更を検知し、通常の出荷処理を開始
eギフト注文作成
↓
発送保留フラグ設定(受注管理システムは出荷対象外)
↓
受取者がギフトURLから住所入力
↓
発送保留フラグ自動解除 → ステータス「未発送」に変更
↓
受注管理システムが検知して出荷処理開始
ご利用のOMS・フルフィルメントサービスを選択
AnyGift初期設定の「STEP3」でご利用のシステムを選択してください。選択によってAnyGiftが自動的にShopifyとの連携を調整します。
以下の表から、あなたが使っているシステムを見つけて、対応するリンク先の設定ガイドをご確認ください。
注意:OMS側で追加設定が必要なシステムもあります。詳細は各システムのガイドをご覧ください。
| ご利用のOMS | 設定の手間 | 詳細ページ |
|---|---|---|
| ネクストエンジン | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | ネクストエンジン連携 |
| OPENLOGI(オープンロジ) | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | OPENLOGI連携 |
| AnyLogi(エニーロジ) | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | AnyLogi連携 |
| SPEED LOGI(スピードロジ) | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | スピードロジ連携 |
| ロジレス(LOGILESS) | AnyGift側 + OMS側で1項目設定 | ロジレス連携 |
| はぴロジ | AnyGift側 + OMS側で1項目設定 | はぴロジ連携 |
| myLogi | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | myLogi連携 |
| ロジザード | AnyGift側のみ(OMS側設定なし) | ロジザード連携 |
| ロジクラ | AnyGift側 + OMS側でShopify連携設定 | ロジクラ連携 |
| シッピーノ | AnyGift側 + OMS側で商品ごとに手動設定 | シッピーノ連携 |
| Cross-Mall(クロスモール) | 別途メール連携の設定が必要 | Cross-Mall連携 |
上記に当てはまらない場合や複数のシステムを組み合わせている場合は、手動で受注・発送、またはその他のOMS・フルフィルメントサービスをご確認ください。
発送保留(フルフィルメント保留)の動作
Shopify管理画面での表示
eギフト注文が作成されると、Shopifyの注文詳細ページの「フルフィルメント」セクションに「保留」と表示されます。これはAnyGiftが自動的に設定するもので、受注管理システムが誤った早期発送を行わないようにする保護機構です。
自動的に解除されるタイミング
受取者がギフトURLから住所を入力・確定した時点で、AnyGiftが自動的に「保留」を解除し、Shopifyのステータスを「未発送」に変更します。
受注管理システムへの通知
受注管理システムは「保留」→「未発送」へのステータス変更を検知して、自動的に出荷処理に進みます(システムによって連携方式が異なる場合があります)。
詳細な動作や設定については、各OMS連携ガイドをご参照ください。
📋 プライバシー保護: ダミー住所書き換え機能
AnyGiftでは、発送完了後の受取者のプライバシーを保護するため、以下の自動処理を行います:
動作フロー
STEP1: 受取者が配送先住所を入力
受取者が住所を入力・確定
↓
受取用注文の配送先住所に正しい住所が反映される
STEP2: 発送処理を実行
フルフィルメントを「発送済み」に変更
↓
AnyGiftの後処理が動作
↓
配送先住所がダミーアドレスへ自動書き換え
目的
発送完了後に受取者の住所が不必要に残らないようにするためのプライバシー保護機能です。
- Shopify管理画面: 発送完了後、配送先住所はダミーに書き換わります
- 注文履歴: 受取者のアカウントからも住所は隠蔽されます
- 事業者側: 発送指示は正しい住所で行われるため、配送に支障はありません
ご注意
この動作は意図した仕様です。以下の点にご注意ください:
- 発送済みにした後は、Shopify管理画面上の配送先住所は表示されなくなります
- 配送確認(追跡情報等)が必要な場合は、発送済みにする前に情報を記録してください
- 返品・交換等が発生した場合は、受取者に直接連絡をしてください
⚠️ 重要: 決済・キャプチャに関する注意事項
Shopify決済のキャプチャ方式
Shopifyの決済には2つの方式があります。AnyGiftのご利用時には、必ずご確認ください。
| キャプチャ方式 | タイミング | 説明 |
|---|---|---|
| 自動キャプチャ | 注文時 | 購入者の決済確定時に自動的に売上を確定。その後の住所入力待ち中に支払い不可(口座残高不足、カード無効化等)になると、代金が回収できず、商品は発送済みという状態が発生 |
| 手動キャプチャ | 出荷準備後 | 商品発送準備が整った後に手動でキャプチャを実行。eギフト注文の受取手住所確定後にキャプチャするため、支払い不可のリスクを最小化できる(推奨) |
AnyGiftの仕様との関係
AnyGiftでは、受取者が住所を入力するまで「発送保留」フラグを設定し、商品の発送を遅延させます。しかし、決済はすでに完了済みの状態です。
自動キャプチャを使用している場合
リスク: - eギフト注文作成時:決済が確定され、売上がロック - 受取者が住所入力するまでの間に、購入者のカード状況が変わる可能性 - カードの有効期限切れ - 与信枠の消費(他の購入など) - 不正利用によるカード停止 - 住所入力後に発送保留を解除し、商品を発送開始 - 結果: 商品は発送済みなのに代金が回収できないという状態が発生
対策: - できるだけ早く受取者に住所入力をしてもらうよう、購入者様にご案内ください - 万が一代金回収に失敗した場合は、Shopify管理画面から返金手続きを行ってください
手動キャプチャを使用している場合(推奨)
メリット: - eギフト注文作成時:決済は未確定(オーソリ・与信枠の確保のみ) - 受取者が住所を入力後、発送保留が解除される - 商品の発送準備が整った後に手動でキャプチャを実行 - この時点で初めて売上が確定 - 結果: 支払い不可のリスクをほぼ回避できる
推奨設定: 1. Shopify管理画面 → 「設定」→「決済」で、「手動キャプチャ」を選択 2. 商品発送時に手動でキャプチャを実行 3. eギフト特有の遅延発送リスクを最小化
重要な確認事項
⚠️ 以下の点を必ずご確認ください:
- 現在のキャプチャ方式が「自動」と「手動」のどちらか
- 自動キャプチャを使用している場合、代金回収失敗時の対応方法を事前に決めておく
- 可能であれば「手動キャプチャ」への変更をご検討ください
不明な点やご質問は、Shopifyサポートまたはアカウント担当者にお問い合わせください。